« 2018年12月 | メイン | 2019年2月 »

2019年1月

2019年1月31日 (木)

大阪赤十字病院に出勤

昨日は、大阪赤十字病院hospitalに出勤してきました。
Img_3720
 
私は、皮膚がんの勉強のために大阪赤十字病院hospitalで非常勤医師として働いています。
 
昨日は、Paget病という陰部に好発する皮膚がんの手術に参加してきました。
 
腰麻の手術ですが、大阪日赤では麻酔は皮膚科医がします。
 
私自身は、自家麻酔で全麻までした経験がありますが・・。大昔のはなしですcoldsweats01
 
Paget病は、見た目が湿疹様で、頑固な陰部湿疹として見逃されているケースが結構あります。
 
また先週は、ある患者さんの口唇の皮疹を組織検査したら有棘細胞癌(がん)でしたshock
 
本人は、唇の荒れ程度にしか思っていなかったようですcoldsweats02
 
頑固に持続する湿疹は、時には皮膚がんということもあります。
 
思い当たる方は、一度皮膚科専門医を受診されることをお勧めします。
 
(院長)
 

2月土曜日の応援医師

土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
2月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
2月 2日 畑医師
2月 9日 八木医師
2月16日 滝本医師(女性医師)
2月23日 登谷医師(女性医師)
  
 
(院長) 
 

2019年1月21日 (月)

難治性白斑に対する三位一体療法

尋常性白斑とは、皮膚の基底層に分布する色素細胞(メラノサイト)が何らかの原因で減少・消失する後天性の病気です。
 
要するに、白抜けした皮膚が全身どこにでもできる病気ですshock
Photo_2
 
尋常性白斑に最も効果的な治療は、エキシマライト紫外線療法です
 
しかし、これだけでは治療困難なケースもあります。
 
今回は、そんな難しい症例に対するエキシマライトへの併用療法のお話です。
 
下図①〜③の3つの併用療法があり、これらを巧みに組み合わせて治療を行います。
001_2
 
最初の写真の患者さんは、3年ほど他院でエキシマライト療法を行われていましたが、効果がなく当院に来られました。
 
こういったケースでは、エキシマライトナローバンドUVB同時に照射すると効果的です。
 
下写真では、この同時照射によって白斑が縮小しています。
001_7
 
さらに縮小速度を上げるために、植皮術と同時照射の併用で一気に攻めます。
001_5
 
そしてさらに、植皮片を伸展させるためにフラクショナルレーザー同時照射を併用します。かなり白斑が縮小しましたね。
001_6
 
最後に植皮術と同時照射の併用療法で最終段階に向かいます。
001
 
以上の様に治療抵抗性の症例には、3つの併用療法を巧みに組み合わせます(自称三位一体療法coldsweats01)。
 
しかし、ここまで治療を行うには、患者さんの協力と治そうと思う強い意志が必要です。
 
今回は、これからこの治療を受けようとする方々への参考のために詳しく書きました。
 
また、同じ病気で悩んでいる方のためにと写真掲載に快く承諾して下さった当患者さんに深く感謝を致します。
 
*本文中の各治療法の詳細は下記ブログを参考にして下さい。
 
(院長)
 
 

2019年1月14日 (月)

久しぶりの更新

連休中は、良い天気sunでしたね。私は、越前海岸までドライブに行ってきましたrvcar
 
海はものすごく透明度が良くて、今すぐにでも潜りたいぐらいでした。too coldでしょうけどcoldsweats01
Img_3659_2
 
2週間ぶりのブログ更新ですねcoldsweats01
 
年始の診療開始から1日の平均来院患者数が220人以上と怒涛の外来が続き、
 
ブログ更新の気力を失ってしまいましたwobbly
 
待ち時間解消のために、電子カルテ10台と自動精算機を導入し、web受付も開始しましたが、
 
これでは焼け石に水ですねweep
 
実は、昨年保険診療に導入された遠隔診療(いわゆるスマホ受診)に大きな期待を抱いていたんですが、
 
あまりにも厳しすぎる基準のために、全く使い物になりません。
 
最近、厚生労働省の実態調査がありましたが、導入の届け出を済ましている医療機関は全国で1%だそうですcoldsweats02
 
その中でも、実際に行っている医療機関は極わずかでしょう。
 
当院も届け出はしていますが、まだ一人も基準に当てはまる方がいませんcrying
 
この遠隔診療(Telemedicine)は、発展すれば単なる待ち時間の解消だけではない様々な可能性を秘めていると思います。
1140telemedicineinsidehospitalbedsi
(BROBEL DESIGN)
 
 
次の改定では、もう少しこの基準を緩和してもらいたいものです。
 
当分の間は、診療レベルを下げずに診療速度をアップするという難問にチャレンジし続けたいと思います。
 
診療レベルについては、今年はすごいのsecretが続々と導入されますので、確実に昨年より進歩するはずです。
 
乞うご期待happy02
 
(院長)
 
 

2019年1月 2日 (水)

1月の土曜日の応援医師

土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
1月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
1月 5日 滝本医師(女性医師)
1月12日 藤田医師
1月19日 登谷医師(女性医師)
1月26日 大岩医師
 
新年診療開始は1月4日(金)からです。 
 
(院長) 
 

2019年1月 1日 (火)

謹賀新年

新年明けましておめでとうございますfuji
旧年中はたいへんお世話になりました。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
 
 
Img0447
 
新年診療開始は1月4日(金)からです。
 
 (院長)
 

カテゴリ

カウンター

  • アクセスカウンター