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2019年12月

2019年12月29日 (日)

仕事納め

もう昨日になってしまいましたが、12/28(土曜日)が令和元年の仕事納めでしたhappy01  
 
多くの患者さんに来院していただきありがとうございました。
 
また職員のみなさん、ご苦労様でした。
 
年末年始の休診日は、12月29日(日)〜1月5日(日)です。
 
 
今年は、講演回数を少なくするつもりでしたが、結局年間20回も行ってしまいましたcoldsweats02
 
昨年の17回よりさらに多いですねcoldsweats01
 
講演に呼んでもらえるだけで光栄ですので、できるだけ断らないようにしていましたhappy02
 
講演の準備は大変ですが、私自身の診療能力と向上心のアップにつながっていると思っていますhappy02
 
ところで当院にとって、今年最も大きな変化は、日本初エキシマレーザーthunderを導入したことですhappy02
 
来年の日本皮膚科学会総会で、その効果の一端を披露したいと思っています。
 
すごいよ〜smile
 
そしてさらに来年も、最新医療機器の導入を予定していますwink
 
さらなる診療レベルの向上にご期待くださいgood
 
今年一年ありがとうございました。来年も何卒よろしくお願いいたします。
 
良いお年をお迎えください。
 
(院長)
 

2019年12月22日 (日)

今年最後のざ瘡(にきび)講演

昨日は、埼玉県東部皮膚科懇話会特別講演を行ってきました。
 
土曜の午前診療を終えて、即行でJRbullettrainに乗って、電車を4回乗り換えて会場にギリギリ到着しましたcoldsweats01
 
いつも思うんですが、福井ってちょっと不便ですweep
 
ところで講演ですが、今回も師長とコラボです。
 
師長は、ざ瘡治療におけるチーム医療の大切さを話していました。
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この写真は、ざ瘡治療におけるスタッフの役割などを動画を使って解説しているところです。
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次は、私の講演です。
 
今回も、肌質改善を通して"美肌”へ到達するという面ぽう治療薬の真髄をお話ししましたwink
  
これは、講演後に質問を受けているところですね。
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座長をしていただいた、石塚医院・皮膚科の石塚敦子先生、独協医科大学埼玉医療センターの片桐一元教授ありがとうございました。
 
特に片桐教授には、本講演のご指名をいただき大変感謝しております。
 
さらに痒疹治療の技を伝授していただいたので、早速明日からの診療に取り入れいたと思いますhappy02
 
さあ、明日から最終日の28日まで怒涛の外来が続きます。
 
ラストスパート、さらに気合を入れて頑張りますhappy02
 
(院長)
 

2019年12月15日 (日)

保湿はにきびに必要か?

今年の日本皮膚科学会総会ざ瘡(にきび)の教育講演で、保湿にきびに是か非かという話題がありました。
 
結論から言うと、保湿はにきび対策にはなりません。
 
むしろ悪影響にもなり得ると言うことでしたshock
 
インターネット情報のためか、保湿にきび肌必須といった誤った概念が広まっているとのことです。
 
確かに最近、ベタベタに保湿する人が増えた気がするcoldsweats01
 
それも、にきびのためと思っている人が多いshock
 
むしろ通常の化粧水や乳液は、毛穴を詰まらせて悪化の要因になります。
 
ただし、肌の乾燥が強い方は、化粧水等を使用しても良いでしょう。
 
しかし、少なくともノンコメドジェニックタイプの物にするべきですね。
 
通常、店頭に置いてあるのは、このタイプでないものが多いcrying
 
同様に、化粧品も決してにきびに良いわけではありせんから、
 
にきびのある方は、このノンコメドジェニックの化粧品に変更することをお勧めしますhappy01

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ところで、待合室のトーマスマックナイトの絵をクリスマスバージョンxmasbellレッドルームに掛け替えました。
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毎年、開院記念日(12/4)までに掛け替えているんですが、
 
今年はうっかりして今になってしまいましたcoldsweats01
 
令和元年も残り2週間になりましたね。
  
今週末、埼玉で今年最後の講演です。
 
そして最終日(12/28)までラストスパート、気合を入れて頑張りますgood
 
(院長)
 

2019年12月11日 (水)

アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法の秘訣?

下写真の患者さんは、アトピー性皮膚炎プロアクティブ療法中です。
 
週2回の外用をしています。皮疹は全くありません。
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一体どこに外用剤を塗っているのでしょうか? わかります?
 
ちなみに、外用を止めると1週間位であちこちに皮疹が出てきますshock 
 
先日、ある学会のアトピー性皮膚炎治療のセッションで、
 
御高名な大学教授が、講演の中で次のように述べていました。
 
プロアクティブ療法の秘訣は、外用剤を皮疹のないところも含めてほぼ全身に塗るんです』
 
あ、当たり前やんcoldsweats02
 
でも当たり前ではないらしい。そうしていない医師が多いらしいcoldsweats02
 
一見正常に見えるsubclinicalな炎症を抑える治療がプロアクティブ療法なのですから。
 
見える皮疹だけ塗ってたらダメでしょうng
 
それに、今見えている皮疹も消えたり出たり、移動したりしますからね。
 
特に小児は。
 
そして寛解導入後に、外用剤のレベル、1日量、外用頻度を適切に判断して漸減して行くのですsecret
 
ここは、皮膚科医の腕の見せ所ですwink
  
以上の徹底した管理がプロアクティブ療法なのです。
 
子供は、母親がしっかり管理してくれるので、この治療がほぼ全員可能です。
 
7〜10日に1回で皮疹がなければ、保湿剤のみで経過を見ます。完全寛解ですね。
 
多くの患者さんがここに到達できますgood
  
『お母さんが見て、悪いところだけに塗って下さい』とか、
 
『薬が無くなって調子が悪くなったら来て下さい』はダメなのですshock
 
それは、プロアクティブ療法ではありません。
 
(院長)
 
*適切なプロアクティブ療法は、アトピー性皮膚炎の予後を改善し、食物アレルギーの発症を防ぎます。
 
*以上の内容は、プロアクティブ療法を行っていない方には当てはまりません。当院では、小児は原則プロアクティブ療法を行っています。
 

2019年12月 9日 (月)

ざ瘡(にきび)治療の講演 in 大阪

昨日は、大阪で開催されたざ瘡(にきび)治療のエキスパートによる勉強会に行ってきました。
 
そこで、講演と座長をしてきました。
 
私の講演は、いつものパターンで越前海岸の写真から始まりますwink
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緊張した顔で座長してますねcoldsweats01
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私の講演では、面ぽう治療薬の真髄を解説しました。
 
面ぽう治療薬とは、アダパレン製剤や過酸化ベンゾイル製剤のことです。
 
これらの治療薬は、使用法が難しくなかなか普及しない現状がありますcrying
 
しかし適切に使用すれば、ざ瘡治療だけでなく、肌質が改善してお肌がすごく綺麗な『美肌』になります。
 
ただし、外用抗菌剤と同じ使用方法では、面ぽう治療薬の真髄は発揮できません。
 
ざ瘡治療でご高名なDreno先生の論文[1]の中の一文
 
「Acne treatment can improve overall skin appearance (smoothness, scaliness, elasticity, color) while reducing comedones, papules and pustules.」
 
は、まさにこのことが述べられていると思います。
 
ただし、『美肌 beautiful skin』とまでは言っておられませんが・・coldsweats01
 
この会に集まったエキスパート達は、今後各地区でざ瘡治療の啓蒙活動に励まれると思いますgood
 
さて、年内に残る講演はあと2つになりました。
 
ラストスパート頑張りますhappy02
 
(参考文献)
[1] Dreno B et al: JDDG. 2018; 24: 37-46.1185-94
 
(院長)
 

2019年12月 5日 (木)

開院11周年記念日

昨日は、11回目の開院日birthdayでしたhappy02  
 
沢山のお花やお祝いをいただきました。 
 
ありがとうございましたhappy02
 
今年も、あと1ヶ月足らずになりましたね。  
 
でもまだ講演が3つも残っているんですよcrying 
 
昨年は、年間17回の講演でしたが、今年は20回になる予定ですcoldsweats02
 
講演をするということは、その分野においてはトップレベルfujiでないといけません。
 
でないと、誰も私の話なんか聞いてくれませんからcrying
 
ですから、猛烈に努力する必要があります。 
 
それが、クリニックの進化につながると信じてやっています。
 
来年も、さらに進化したクリニックになるように頑張りたいと思いますhappy02  
 
Photo
 
(院長) 
 

12月の土曜日の応援医師

土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
12月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
12月  7日 登谷医師(女性医師)
12月14日 八木医師
12月21日 滝本医師(女性医師)
12月28日 畑医師
 
(院長)
 

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