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2020年12月18日 (金)

アトピー皮膚炎のWEBライブセミナー

一昨日、今年最後のWEBライブセミナーを行いましたgood
 
私は福井のホテル一の室からnet配信しました。
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講演では、アトピー性皮膚炎プロアクティブ療法デュピクセント治療についてお話ししましたhappy01
 
デュピクセント治療で大切ことは、
 
プロアクティブに外用をし続けることと、
 
TARCなどを定期的に測定しておくことが大切です。
 
でないと、デュピクセント治療を終了するエンドポイントがわからなくなります。
 
私には、明確なエンドポイントがあります。
 
明確なエンドポイントがあれば導入もしやすくなりますよhappy02
 
 
ところで、この薬剤は高額ですが、
 
クリニックには金銭的なメリットはほとんどありません。
 
一部の患者さんは誤解されているようですが・・weep
 
色んな意味で、むしろマイナスなんですcrying
 
だからこそ、ほとんどのクリニックは導入しないわけです。
 
ですが、効果は絶大sign01です。
 
本気で治そうと考えているアトピー性皮膚炎の患者さんは、是非試すべきとだと思いますhappy02
 
(院長)
 
danger12/29(火) 午後 から 1/6(水) までは年末年始のためお休みとなります。12/29(火)午前は診察を行なっています。診療は 1/7(木) より開始致します。
 

2020年12月10日 (木)

ざ瘡(にきび)治療のWEBライブセミナー

本日は、休診日でしたが、
 
にきび治療WEBライブセミナーを行いました。
 
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ホテルの一室を借りてのWEBライブセミナーです。
 
全国配信されましたhappy02
 
会場はこんな感じです。
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最近は、このスタイルの講演に慣れてきましたね。
 
昔は苦手だったんですが・・coldsweats01
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私は、新型ベピオを使ったざ瘡治療のテクニックを解説しました。
 
師長は、患者指導についての講演でした。
 
私の治療法は、数年前までは異端視されていたんですけど、
 
今では、メインの治療法になりつつありますhappy02
 
質問内容からも、みなさんかなりこの治療法に
 
精通していらっしゃることが感じられましたhappy02
 
隔世の感がありますねwink
 
 
来週水曜日は、鹿児島の会場とつないで
 
アトピー性皮膚炎治療WEB講演を行います。
 
これで今年の講演は全て終了です。
 
今年も後少しで終了ですね。
 
ラストスパート頑張りますgood
 
(院長)
 

2020年11月 2日 (月)

クリニックからニキビ治療のWEB講演

昨日は休診日でしたが、にきび治療WEB講演をしましたhappy01
 
今回は、千葉県の開業さんに対しての講演です。
 
本当は、東京で講演する予定だったんですが、今般の状況を鑑みてクリニックからのWEB講演になりましたcoldsweats01
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WEB講演は、現地に行かなくてよいので楽ですね。
 
ただ、対面でないと内容が伝わったかどうか不安が残りますcoldsweats01
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講演の内容のポイントは、『面ぽう治療薬の真髄』です。
 
面ぽう治療薬は、抗生物質と違って耐性菌を作らず、
 
肌質そのものを改善し『美肌』へと導く素晴らしい薬ですhappy02
 
しかし、使い方を間違えると効果が無いだけでなく、副作用を誘発しますshock
 
当院に初診されるにきび患者さんの中には、
 
以前に面ぽう治療薬で酷い目にあったと訴える患者さんが少なからずおられます。
 
そのほとんどが、適当な使い方ですng
 
本人が忘れているのか、それとも指示されていないのか?
 
塗る量も、塗り方も、塗る範囲も適当ですwobbly
 
お薬だけ貰って、定期的な受診もしていないwobbly
 
そして、いつかは副作用が出現するcrying
 
こういった使い方が、面ぽう治療薬の評判を下げ、
 
抗生物質一辺倒の治療が無くならない原因にもなっていると思います。
 
私も師長も、面ぽう治療薬をこよなく愛するheart04ため、
 
こういった適当な治療は絶対にしません。
 
面ぽう治療薬の安全で正しい使用の普及のために、
 
丁寧に、時には厳しく指導をしていますwink
 
 
danger面ぽう治療薬:ベピオ、デュアック、エピデュオ、ディフェリン
 
(院長)
 
 

2020年10月 8日 (木)

アトピー性皮膚炎治療のWEBライブセミナー(再掲)

10/1のブログを再掲します。
 
昨日は休診日だったのですが、
 
アトピー性皮膚炎治療WEBライブセミナーを行いましたhappy02
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2000人以上の医療関係者の方に視聴していただきましたhappy02
 
有難うございました。
 
ところで、会場の風景はこんな感じでした。
 
コロナ禍での講演ですので、広いスペースの会場にソーシャルディスタンスをとって行われました。
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これは会場内のモニターですが、全国にはこんな感じで配信されましたhappy01
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お遊びで、こんな動画スライドも入れてみましたsmile
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みなさんびっくりされたんじゃないですかねsmile
 
難しい話の合間にこんなスライドを入れると、視聴者の集中力がアップしますgood
 
この動画は、この前の日曜日に恐竜博物館に行って撮ってきたものです(下写真)smile
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また、講演後に沢山の質問をいただきました。
 
13時からの第1部では、講演時間が長引いてしまったため質問時間がとれず、1問のみの回答になってしまいましたが、
 
19時からの第2部では、講演内容を少し縮めて質問時間をたっぷりと取りました。
 
久しぶりの講演、ハプニングもありましたが結構楽しかったですhappy02
 
講演内容は、アトピー性皮膚炎治療薬デュピクセントを使って完全寛解を目指す新たな提案です。
 
詳しくは、またの機会にこのブログで紹介したいと思います。
  
(院長)
 
*完全寛解とは、ステロイド外用剤やデュピクセントなどの薬物療法無しで、皮疹が全くない状態になり、それを維持している状態。ほぼ治癒した状態をいう。
 
 
danger10月土曜日の午前診療の応援医師
10月  3日  桒井(くわい)医師
10月10日  八木医師
10月17日  桒井(くわい)医師
10月24日  八木医師
10月31日  勝尾医師
 

2020年4月29日 (水)

エキシマレーザー XTRACの講演について

今年の私の講演は、5月末までに9回(座長を含めれば11回)予定されていましたが、
 
全て中止あるいは延期となりましたcrying
 
6月の日本皮膚科学会総会も延期か?と思っていたんですが、
 
なんと現地開催を断念して、全てWEBで開催するようです。
 
こんな大きな学会を全てWEBとはすごいcoldsweats02
 
私は、イブニングセミナー20で講演予定です。
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内容は、エキシマレーザーXTRACについてです。
 
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特に、白斑円形脱毛症にターゲットを絞って報告します。
 
特に円形脱毛症は、保険点数340点がつくようになったことは非常に大きいですね。 
 
アフターコロナでは、円形脱毛症エキシマ治療が大ブーム🎊となるでしょうhappy02
 
なぜなら、今まで保険でできる有効な治療法がほとんど無かったからですweep
 
ちなみにXTRCの効果はですね。エキシマライトが色褪るぐらいですsmile
 
また、円形脱毛症に対するエキシマレーザー治療は、
 
来月号の医学雑誌Visual Dermatologyでも報告しましたhappy01
 
内容は、速報的なものですので、
 
総会では、より具体的かつ詳細に報告できたらと思っていますhappy02
 
(院長)
 
dangerクリニックのGW中の休診日は、5/3(日)〜5/6(水)の4日間です。
 
 
 

2020年2月 5日 (水)

にきび治療の講演 in 岡山

先週末は、岡山にきび治療の講演に行って来ました。
 
講演のポイントは、①面ぽう治療薬の真髄を知ると、②究極の目標は美肌の追求であるの2つです。
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面ぽう治療薬を正しい方法で塗り続ければ、にきびが改善するだけでなく、
 
肌質が改善し綺麗な肌、美肌shineが得られます。
 
その超具体的な方法を紹介しましたhappy02
 
次は、師長の講演です。
 
内容は、アドヒアランスを向上させるための患者指導とスタッフの役割などです。
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にきび治療の常識では、
 
効果を実感するのに1〜2ヶ月、
 
新しいにきびが出て来なくなるのに最低3ヶ月、
 
にきび痕(あと)を治そうするなら最低半年、
 
ツルっとした肌質になるには最低1年はかかります。
 
これが現実です。
 
それも治療薬を正しく使用した場合に限りですけどねwink
 
にもかからず、最近のインターネット患者調査によると、
 
皮膚科での治療想定期間は「7日以内」という回答が全体の40%と圧倒的に多かったcoldsweats02
 
さらに、治療で目指したい肌を尋ねると、
 
「ツルっとした肌質」という回答がこれまた42%と最多でしたcoldsweats01
 
そして、患者さんが医療機関を受診しなくなった理由は、
 
「期待する肌の状態になれなかった」が39%と最も多かったcoldsweats01
 
そりゃそうだわな。
 
とういうわけで、この理想と現実のギャップを埋めるために、スタッフの役割は大変重要になるのです。
 
 
最後に、座長をしてくださったほう皮フ科クリニックの許(ほう)先生と記念撮影をしました。
 
許先生とは数年前から講演会、勉強会などでご一緒して知識の共有や、情報交換をしています。
 
今回、このような機会を与えてくださった許先生並びにマルホ株式会社の関係者の皆様に感謝いたします。
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(院長&師長)
 
*本文中のにきび痕(あと)とは、赤い平坦なにきびの痕(斑状瘢痕)のことです。色の無い凸凹としたにきび痕(萎縮性瘢痕)になってしまったら治療は困難ですshockshock
 

2019年12月 9日 (月)

ざ瘡(にきび)治療の講演 in 大阪

昨日は、大阪で開催されたざ瘡(にきび)治療のエキスパートによる勉強会に行ってきました。
 
そこで、講演と座長をしてきました。
 
私の講演は、いつものパターンで越前海岸の写真から始まりますwink
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緊張した顔で座長してますねcoldsweats01
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私の講演では、面ぽう治療薬の真髄を解説しました。
 
面ぽう治療薬とは、アダパレン製剤や過酸化ベンゾイル製剤のことです。
 
これらの治療薬は、使用法が難しくなかなか普及しない現状がありますcrying
 
しかし適切に使用すれば、ざ瘡治療だけでなく、肌質が改善してお肌がすごく綺麗な『美肌』になります。
 
ただし、外用抗菌剤と同じ使用方法では、面ぽう治療薬の真髄は発揮できません。
 
ざ瘡治療でご高名なDreno先生の論文[1]の中の一文
 
「Acne treatment can improve overall skin appearance (smoothness, scaliness, elasticity, color) while reducing comedones, papules and pustules.」
 
は、まさにこのことが述べられていると思います。
 
ただし、『美肌 beautiful skin』とまでは言っておられませんが・・coldsweats01
 
この会に集まったエキスパート達は、今後各地区でざ瘡治療の啓蒙活動に励まれると思いますgood
 
さて、年内に残る講演はあと2つになりました。
 
ラストスパート頑張りますhappy02
 
(参考文献)
[1] Dreno B et al: JDDG. 2018; 24: 37-46.1185-94
 
(院長)
 

2019年11月18日 (月)

エキシマレーザー XTRACの講演 in 東京

 昨日は、東京京王プラザホテルで開催された日本皮膚科学会東京・東部支部合同学術大会で講演をして来ましたhappy02
 
講演内容は、エキシマライトエキシマレーザーの治療についてです。
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エキシマライトを北陸で一番最初に導入してから既に9年が経過しました。
 
当時、テレビ(福井放送)でも取り上げてもらいましたねsmile
 
今では、福井県内だけでも数件の病院やクリニックが所有するまでに普及しています。
 
そして今年、エキシマレーザーが日本でも保険適応になりました。
 
当院のは、国内第1号機です。まだ国内に3台しかありません。
 
本講演では、この半年間の使用経験を報告しました。凄いよ〜wink
 
特に、白斑と円形脱毛症への効果が凄まじい。
 
来年の総会では、さらに進化した使用方法を紹介するつもりですgood
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残る講演は、年内あと4つになりました。
 
(院長)
 

2019年11月 3日 (日)

にきび治療の講演 in 金沢

昨日は、金沢で開催された北陸AcneCareForumで講演をして来ました。
 
座長は、ざ瘡(にきび)治療で御高名な新宿南口皮膚科(東京医科大学皮膚科兼任教授)乃木田俊辰先生にしていただきました。
 
これは、私の講演中の写真です。
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何を喋っているかというと、にきび3ヶ月間放置すると、その8.2%は萎縮性瘢痕(一生治らないにきび痕)になるという論文を紹介しているところです。
 
我々皮膚科医が、安易に治療を終了できない所以です。
 
治療を自己中断して、数年後に再診される患者さんの顔には、必ず萎縮性瘢痕が現れていますcrying
  
萎縮性瘢痕には、予防しかありません。ですから、出来る限り治療を継続しましよう。
 
治療を継続すれば、萎縮性瘢痕を予防するだけでなく、肌質改善を通して美肌shineになります。
 
これこそが、面ぽう治療薬(アダパレンやBPO)の真髄であり、この治療でしか到達できない領域ですgood
 
私の講演後、パネルディスカッションを行いました。 
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パネリストは、北陸ではざ瘡治療で有名な方々ばかりです。
 
症例ごとの薬剤選択からアドヒアランス向上のコツまで、中々聞けない本音のトークがいっぱいでしたhappy02
 
私もすごく勉強になりました。
 
良い企画でしたねwink
 
座長の乃木田先生、パネリストの関先生、白崎先生、竹田先生ありがとうございました。
 
 
座長 乃木田俊辰先生(新宿南口皮膚科)
 
パネリスト 関 太輔先生(セキひふ科クリニック)
      白崎文朗先生(皮膚科・神経内科白崎医院)
      竹田公英先生(タケダスキンクリニック)
 
(院長)
 

2019年10月31日 (木)

乾癬の生物学的製剤WEBセミナー

昨日は休診日ですが、乾癬生物学的製剤(バイオ)の病診連携についてWEBセミナーを行いました。
 
福井県内の皮膚科医が対象です。
 
私が座長で、福井赤十字病院hospital皮膚科の八木先生と当院師長に講演をしてもらいました。
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現在バイオの病診連携をしているのは、福井県では当院だけです。
 
寂しすぎcrying
 
バイオは、病状が落ち着けばクリニックで治療することが可能です。
 
その方が、患者さんの利便性はグッとあがりますからね。
 
ただ、病診連携をしたくてもそのノウハウがわからないクリニックが結構あります。
 
今回の講演は、そんなノウハウを提供するためのものです。
 
バイオをするクリニックがもっと増えてくれるといいんだけど・・coldsweats01
 
ところで今週末は、金沢でにきび治療の講演があります。
 
面ぽう治療薬の真髄である「美肌治療」を解説してくる予定ですgood
 
(院長)
 
danger11月土曜日の応援医師
 
土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
11月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
11月 2日 八木医師
10月 9日 桒井(くわい)医師
10月30日 登谷医師(女性医師)
 
danger11月16日(土)は、日本皮膚科学会東京・東部支部学術大会で講演のため臨時休診とさせていただきます。
 
 

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