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にしむら皮フ科クリニック院長と看護師長が不定期でお送りします。 http://www.clinic-n.jp/ |
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いつもダイビングでお世話になっている浜富さん（旅館＋ダイビングショップ）にお食事
にいきました
今日の海は、こんな感じで大荒れです
この海を見ながら食事をするのもなかなかいいですよ
海岸まで降りてみると凄い波です。今日の波は６mだそうです
冬の日本海は度迫力ですね
でも夏は、こんな感じで穏やかなんです
同じ海には思えませんね
透明度も抜群です
早く夏が来ないかなぁ というかこれから冬本番ですね
冬休みは、じっくりと最新医療の論文を読み込もうと思っています。日頃なかなか忙しくてできなかったので。来年は、最近疎かになっていた学会発表や論文投稿にも力を入れていきたと考えています。体力が続くかなぁとちょっと心配ですが、患者さんにできる限りの最新医療を提供できるクリニックにしたいと考えています
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
（院長）
円形脱毛症の新しい治療２、３で出演していただいていた患者さんのその後の経過をアップします（本人に写真掲載許可を得ています） 初期の目的を達成してほぼ発毛したため、来月で治療を終了する予定です
（写真上：照射前、写真中：8/3、写真下：12/28）
（写真上：8/3、写真下：12/28）
現在エキシマライトは、重症円形脱毛症の方のみに行っています。それ以外の方は、日本皮膚科学会円形脱毛症ガイドラインに則って治療を行っています。
次回より、現在治療中の別の患者さんに登場していただく予定です（掲載許可が得られればですけどね）
（院長）
2010年10月 3日 (日)のほくろ（ホクロ、黒子）のレーザー治療１で出演していただいた患者さんが久しぶりに受診されました。
炭酸ガスレーザーで３カ所（→）治療したところは、さらにわからなくなっています（本人に写真掲載許可を得ています）
今回はさらに、小さなほくろ（→）を取ることにしました。この程度の黒子ならば、アレックスレーザーで麻酔なしで取れます。
上写真：照射前、下写真：照射後１ヶ月
アレックスレーザーとは、Qスイッチアレキサンドライトレーザーのことです。普通はシミとりに使用するレーザーですが、薄くて小さなほくろなら、出力を最大にすることによって除去することができます。麻酔の必要もなく、照射後のテープも必要ありません。
アレックスレーザーによるほくろ治療の特徴
適応：大きさは１〜２mm程度の平坦なほくろ。よって、希望されてもできないことがあります。
利点：１度に５個程度まで治療可能。麻酔の必要がない。 照射後に軟膏を塗るだけでOK。テープを貼る必要ない。
欠点：１度で取れないことが多く、何度かする必要あり。再発の可能性はある。
この治療の最大の利点は、麻酔の必要がなく、テープも不要なため人知れずほくろをなくせる点ですね しかし最大の問題は、何度か治療（通常２〜３回）が必要な点です。完全に取れずに再発の可能性もあります。
まぁ最近では、ダウンタイムの短い治療が好まれますから根治をめざす必要はないのかもしれません。
料金設定を変更（2012年4月30日現在）しました。１カ所１回が3500円（初診料、再診料別）。ふくらみのあるほくろや、2mmより大きなほくろはこの治療には適しません。
[E:banana]この治療を行うと、際限なくほくろを取ってほしいと望まれるケースがあります。安全管理上、最大５つまでにしています。ご理解下さい。
2012/08/01記載
現在アレックスレーザーによるほくろ治療は中止しております。この治療はお手軽なのですが、再発の可能性と複数回治療という点で、あまり患者さんの評判がよくないようです。シミ治療は、効果が高く行っています。
（院長）
以上の内容は、2012年4月30日に一部変更しています。
昨日は、京都大学皮膚科学教室の忘年会でした 福井は雪がひどくて帰れないかもと覚悟していきました 久しぶりに、前教授今村先生と現教授宮地先生にお会いして挨拶をさせていただきました 後輩の若き研究者達とも久しぶりに再会して楽しかったです
私の左隣は、准教授の椛島先生。研究しすぎて体壊さないようにね
（上写真：左から、中島先生、椛島先生、私、山本先生、前でピースサインをしている岡本先生）
左から谷崎先生（副病棟医長）、私、谷岡先生（講師＆病棟医長）です。
私と加藤先生（医局長）。公立豊岡病院で一緒に働いていたときがなつかしいね
京都大学皮膚科学教室は、教授以外の教室員全員が平成卒になり、若きパワーで満ちあふれています。後輩達の話を聞きながら、ちょっぴりパワーをもらいました 京都の寒空を後にして、最終のサンダーバードで帰りました、というか帰れました
帰ってくるともう雪国になっていましたね さすが福井です 今朝は、クリニックの駐車場を除雪しました
（院長）
今日は、京都のヨドバシカメラへクリニックのパソコン関係やレーザー室の電動チェアーの購入に行きました
すごく賑わっていました パソコンに関しては、MacとiPhoneやiPadをつかって、ダーモスコピーや臨床写真を簡単に一括管理できないかと考えています。前々回に載せたiPhome専用ダーモスコピーも早速申し込みました。一人で写真の保存管理作業をしているので全く間に合っていません
患者さんに撮った写真をみせたいんですけどね・・・・
京都でお食事をして、最終のサンダーバードで帰りました。
京都駅のクリスマスツリーは、もの凄く大きくてきれいでしたよ
（院長）
猫は、パンを食べないと言われます。うちのノラ
はパン
を食べます。今回のノラ失踪事件で、案外どの猫もパンを食べることがわかりました。しかし、おいしいパンしか食べないようですね ノラは、ローソンのクロアツサン以外は吐き出します
寄り目になってパンにかぶりつくノラです。
（院長）
尋常性乾癬という病気があります。
全身の皮膚疾患では、アトピー性皮膚炎に次いでポピュラーな疾患です。
一般的にアトピー性皮膚炎より難治です
この動画のように見た目が悪く、患者さんの多くが人目が気になり温泉
にも入れないと訴えます
YouTube: Psoriasis - Embarrassing Illnesses
治療法は、①外用療法（ステロイド軟膏、ビタミンD軟膏）、②紫外線療法（nUVB、エキシマライトなど）、③内服療法（レチノイド、シクロスポリン）などが一般的ですね。
当院では重症例に、コンビネーション療法やローティション療法
をよく行います。
コンビネーションは療法は、①〜③のどれかを同時に組み合わせる治療です。単独治療よりも効果があることが証明されています。
ローティション療法は、数ヶ月間置きに内服療法→外用療法→紫外線療法などのようにローティションしていく治療です。
治療効果を保ちつつ、それぞれの副作用を軽減できる利点があります
この図は、シクロスポリン内服療法と外用療法の２つのローティションですね。
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最近当院では、エキシマライトをローティションに加えました。
エキシマライト療法は効果が高いのですが、全身に広がっている方には照射範囲が狭すぎて（１照射が名刺大）、とても当てられないという欠点があります
しかし、ローティション療法を行っている患者さんの中には、ある一部だけがなかなか改善しない方がおられます。
下写真の方（本人に掲載許可を得ています）もそうで、下肢の皮疹がシクロスポリン内服と外用療法では改善しませんでした
よって、今月よりエキシマライト治療をローティションに加えました。
上写真は照射前（12/2)、下写真は１回照射後(12/19)です。たった１回でかなり改善しました
さらに、最近では生物学的製剤という劇的な効果を有する薬剤も保険適応（重症例のみ）になっています
乾癬の治療はここ十年で劇的に進歩しています。しかし、多くの患者さんが新薬の情報すら知らされずにいるようです
強いステロイドを年余にわたって外用されているが、あまり症状が改善されていない方をよく見かけます
もしかしたら、あなたの乾癬はもっときれいになるかもしれません
（院長）
＊エキシマライト光線療法は、乾癬に保険適応です。
＊乾癬の方は、アトピー性皮膚炎の方と違って非常に強いステロイドを塗りすぎる傾向があります。それも年余にわたって。しかし、たまに局所副作用（紫斑や皮膚萎縮など）をみる程度で、大した副作用をみたことがありません。これをみると、ステロイドの副作用がいかに世間で誇張されているかがわかります。
〠918-8105 福井県福井市木田３丁目2605
にしむら皮フ科クリニックのホームページ
（2012/02/12 一部変更および加筆）
当院には、足うらの黒子（ほくろ）を気にされて多くの患者さんが受診されます。長年の啓蒙活動が功を奏して、足の裏の黒子はやばいということはよく知られるようになりました。
他の皮膚がんと違って、早期より転移しやすいために気づいたときには手遅れになることが多い癌です
早期診断は非常に難しかったんですが、ダーモスコピー（下写真）の出現により早期に癌を見つけて治療できるようになりました
特殊なライトで皮膚表面の乱反射を防ぎ、皮膚の内部を透視する仕組みです。
皮膚悪性腫瘍診療ガイドラインでも推奨度Aで、早期発見に役立つとしています。
虫メガネではないので、のぞけば誰でもわかるものではありません。ある決められたパターンを覚える必要があります。これが結構難しい。皮膚科医でも特殊な訓練をしないとできません。
あるとき、足のかかとの黒子が心配になりある患者さんが受診されました（写真は本人の掲載許可を得ています）。
ダーモスコピーは、fibrillar pattern（褐色部分）の中に、ほんの少し灰白色（→）のところがあります。わかります？ わずか１mmの変化です。
精密検査の予約をして帰宅してもらったんですが、患者さんすっかり忘れていて来なかったんですね 何度か呼び出してやっときてもらったときには、既に２ヶ月ほど経過していました。そのときのダーモスコピーがこれです。灰白色部分が拡大して明らかに進行しています
この灰白色の部分は、(blue-)whitish veilとよばれメラノーマに（まれにSpitz母斑にも）特異的に見られます。直ちに入院して手術を行いました。
これは病理所見です。立派なメラノーマでした。センチネルリンパ節を含め他臓器に転移は見られず完治しました あと半年放置していたら、かなりやばかったですね
私の専門の１つは皮膚がんです。開業して大きな手術をすることはなくなりましたが、早期に皮膚がんを発見することこそその使命と考えています。皮膚がんは早期にみつけて治療することが極めて大切です。時に生死を分ちます。気になる黒子があれば受診してください。ダーモスコピーは痛みがなく、数分で終わります 保険適応です。
（院長）
＊iPhoneにダーモスコピーがつく商品が開発されたんですね。これほしいなぁ〜
『ClinicN かわら版』
１２月の休診と年末年始のお休みについてお知らせします。
《１．１２月２５日（土） 診療時間の変更》
12/25（土）は院長の学会参加のため午前で診療を終了します。
午後は休診となりますのでご了承下さい。
ご不便をおかけしますがよろしくお願い致します。
《２．年末年始の休み》
12/29（水）～1/3（月）は年末年始につきお休みとなります。
年内の早めの受診をお願い致します。
肝臓が悪く、まだ外には出せないノラのための家
が完成しました ２階建ての家です。１階は食堂とトイレ、２階は寝室です。ノラもさぞ喜んでくれるでしょうと思い、朝に引っ越ししました。しかしお昼に戻ってみると、２階の寝室の断熱シートはボッロボロに引き裂かれ、１階のトイレの砂はメチャクチャです この家は気に入らなかったみたいですね しばらくは、もの凄く怒っていました
その後、お気に入りのイタリア製のソファでお昼寝して機嫌が治りました 贅沢なやつ
（院長）
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